フォト

Facebook いいね!

息子たち

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

読書録

2013-01-20

「子連れという自由」を! ― 『ベイビーパッカーでいこう!』 おぐにあやこ著

先週末の雪、すごかったですねsnow
連休明け、ペー2(1歳7ヶ月)を保育園に送ろうとベビーカーで出発したものの、これが大失敗。

Dsc00855
↑出発前の風景


滑るとかいう次元以前の問題で、あらゆるところにある雪の段差を乗り越えるのに悪戦苦闘し、けっきょく途中で挫折。

いやー、無理ですよ。
いつまでも続くあの段差をベビーカーで乗り越えつづけるのはbleah

話は変わって。
昨年12月6日に、とても面白いイベントに参加しました。

「日本のメディアにダイバーシティはあるのか」 → こちら参照

内容は主催者の森林さんのブログをご覧いただくとして、そこで、とっても嬉しい出会いがあったのです。
それは、たまたま隣の席に座った新聞記者の小国綾子さん。

数年前、夫のアメリカ転勤に、長年勤めた新聞社を辞めてついて行ったという小国さん。
アメリカ生活、キャリアと子育て、日米の文化の違い、etc.・・・・

いろいろ話しているうちに、「なんだかとっても価値観が似ているなぁ」なんて勝手に思い、図々しくも私の本を「読んでください!」とプレゼントpresent

その後、懇親会でもいろいろ話を伺ってたら、ますます気が合うじゃないですかsign03

何よりも、息子さんが6ヶ月のときに、バックパック担いで母子2人でスペインに3週間も行ったというからオドロキですcoldsweats02

「私も息子2人と沖縄に1ヶ月行ってきたんですよ~」なんて話してたら、「じゃあ、あなたの本のお返しに、私の本を送るわよ」と言ってくれてnote

その名も、「ベイビーパッカーでいこう! ― 赤ん坊とザック担いでスペインの旅


Dsc01223
↑小国さん、ありがとうございますshine

さっそく読ませていただきましたが、これが面白いのなんのってsign01
共感しまくりでした。

あらすじはこんな感じ。

---------------------------------
就職してから、新聞記者としてとにかく働きづめだったおぐにさん。
同業の夫と結婚して、32歳で出産。1年間の育児休業を取得した。
が、夫だけが仕事を続け、自分だけがキャリアを中断されることに不条理を感じる毎日。
子どもとの時間を大切にしたいが、心は半分仕事に取られたまま。

こんなの、やめちゃいたい――

そう思った時、旅に出ることに決めた。
8割は夫への、1割は男社会への意地、そして残りの1割は、「子どもがいないから何もできないと思う自分から、自由になりたい」という切実な思いだった。

そして向かったスペイン。
行きの飛行機の中では、「とにかく泣かないように」と、息子にはひたすらおっぱいをくわえさせていた。
「2人で旅行? 父親はスペインに?」という質問にも、「ええ、まあ」と嘘で答える。
1時間おきに泣く息子に、周囲の冷ややかな視線を感じて萎縮しきっていた。

何とか14時間のフライトを終え、スペインに到着。
3週間の珍道中が始まるのだった――
---------------------------------


面白そうでしょ。

面白いですよwink

現地では、「夜逃げスタイル」の移動が定着。
夜逃げスタイルとは、
ベビーカーにバックパックを乗せて、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこして、えっちらおっちら石畳を押して歩くこと。

Img_0001
↑イラストも小国さんpen


何で冒頭に雪の話を書いたかというと、雪の中ベビーカーを押しながら、小国さんを思い出して微笑んでしまったわけです。

きっと、スペインの石畳ってこんな感じだろうなー。
これを3週間やりきったのか!
それだけでも人生観変わりそうだなぁ。

ってsmile

その他の珍道中ももちろんオモシロいんですが、それは読んでもらうとして。
何よりも共感するのが、旅を通じた著者の心の成長。

帰りの飛行機では、なぜか皆が優しかった。
行きの飛行機で感じた冷たい視線がなかった。

そして著者は気づく。
皆が変わったのではない。自分が変わったのだと。
そんな母を見てか、息子もずっとゴキゲンだ。

そう、著者は「赤ちゃん連れという自由」を手にしたのだ。
「赤ちゃんがいるからできない」ではなく、「赤ちゃんがいるからこそできること」、「赤ちゃんがいるからこそ出会える街、人、そして旅」。

著者は、この旅で得られたことを胸に、その後の人生を生きていくのだろう。

というわけで、その10数年後の小国さんにお会いしたわけですが、あの素敵な雰囲気は、こういう旅を経験してきたからこそなんだろうなと、思いました。

「たまたま事故がなかったからよかったものの、こんなの親としてありえない」なんてナンセンスな批判もあるようですが、この本で感じてほしいことは、そんな表面的なことでは絶対にありません。

「子連れだからできない」ではなく、「子連れだからこそできること」にぜひ目を向けてほしいsign03


子育てを”弧”育てと感じて一人で悩んでいるすべての親に、ぜひ読んでほしい一冊です。

(もう絶版なのが残念! 読みたい人にはお貸ししますよ~)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

ブログランキングに参加しています。

1日1回、下の「主夫」マークをクリックお願いします!!
にほんブログ村 家族ブログ 主夫へ
にほんブログ村

(携帯モードからはカウントされないので、iphoneなどからは、PCモードに切り替えたうえで押していただけると、ひじょーに嬉しいです。わがまま言ってスミマセン!)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

2013-01-16

「主夫あるある」の行間に込められたメッセージ ― 『プロチチ』第2巻

パパ情報サイト「パパスイッチ」さんから、マンガ『プロチチ』の2巻をご献本いただきましたshine
パパスイッチさん、ありがとうございますnote

Dsc00973
↑「プロチチ」=「プロの父」、つまり子育て主夫のお話です。

たいへん遅くなってしまったのですが、感想を書かせていただきますね。
献本はいただきましたが、お金をもらっているわけではないので、正直に書かせていただきますよ~bleah

(1巻のレビューはこちら

【主夫あるある/主夫の妻あるある】

いや~、主夫という同じ立場から読ませていただくと、「あるある」の連続。
思わず「うんうん、そうだよね。わかるよわかるよ~」と言ってしまいますsmile

ネタばれになってしまうのであまり書けませんが、例えばこんなの。

例えば、保育園の見学にパパ1人で行ったら、皆の視線がコワいとか。 ←主夫あるある

例えば、
「忙しくてほとんど一緒に過ごせないけど いつも子どもを想っていて
たまの休みにはしっかり心が通じ合う そんな母親になりたいのよ」
というママの言葉とか。 ← 主夫の妻あるある

きっと、丹念に取材してるんだろうだなぁ~と思いながら読ませていただきました。
著者は女性ですよね。身の回りに主夫家庭がいるのかな。ご自身がそうなのかな?

逢坂さん、もしネタに困ったら、うちを取材してください!
うちにもあるあるたくさんありますよwink

【子どもがかわいい】

この子、相変わらずかわいいです。
1歳の設定なのですが、やっぱりうちのペー2(現在1歳6ヶ月)と重ねあわせてしまうんですよね~。

Photo
↑にこっhappy01

いやー、この魔法のような笑顔heart04
(完全親バカモード)

どちらの成長からも目が離せませんなchick

【行間(コマ間?)に込められたメッセージ】

と、主夫目線で読んで、とっても楽しい内容です。

翻って。

世の中の主夫の少なさを考えたら、多くの読者は主夫じゃないわけですよね。
主夫でない人も、「ふーん、こんなカタチもあるのね~」と言いながら読むのかな。

でも、著者の意図するところは、それだけじゃない気がします。
行間ならぬコマ間から、メッセージがふつふつと伝わってくるのです。

例えばこれ。

「仕事もしながら育児もしたい」という多忙な編集者の妻に対して、プロチチはこう言います。
「だったら辞めればいい。別の仕事に変えろ」と。

それに対して妻、
「編集者は私の夢だったの。やりがいがあるの。それを簡単に辞めろだなんて言わないで」
「あなたにはわからないのよ。あなたが辞めてきた仕事とはちがうのよimpact



あーあ、言っちゃった。
って感じですよね。

(夫は持病が原因で数々の仕事を渡り歩き、けっきょくどこでも頼られることなく辞めた経歴の持ち主です)

もう1つ。

社会との接点を求めて本屋さんでバイトを始めたプロチチ。

ある日、保育園から発熱の電話。
どっちが迎えに行く?
というシーン。

(電話にて)

妻「熱?大変じゃない。どうしてすぐに行ってあげないの?」
夫「仕事中だから」
妻「仕事と息子どっちが大切なの?」
夫「もちろん息子だ。それは君も一緒だろう。だから、君が迎えに行ってくれ。君の仕事がボクの仕事より優先される理由はないはずだ」
妻「でもね。理由はあるわ。・・・・それは、『金』よ。あなたの収入と私の収入、どっちが家計に貢献してると思うの?」



あーあ、言っちゃったbearing

ってな感じで、「これ女に言われたらキツイっしょ」って言葉がたくさん出てきます。

でもね、そこでよーく考えてみてほしい。

「男が女に言われたらキツイ言葉」って、「女が男に言われたらキツくない」んでしょうか?

胸に手を当てて考えてみてください。
もしかして貴男、日常的にそういう発言してるんじゃないですか?
直接言葉にはしてなくても、心の中でそう考えてるんじゃないんですか?

著者が、コマ間からそう語りかけてくるのです。

敢えて性別を逆転させて言わせることで、普段何気に口にしている言葉の暴力に気付いてほしい。
そして、心の奥にはびこっている「男とは/女とは」という固定観念に気付いてほしい。

そういうメッセージなんだと私は思います。

なので、やっぱり対象読者は私たちのような主夫家庭だけではなく、一般的な家庭の夫であり、妻であり。
そんな気がしてならないのですよ。

こりゃ、3巻も楽しみだheart04

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

ブログランキングに参加しています。

1日1回、下の「主夫」マークをクリックお願いします!!
にほんブログ村 家族ブログ 主夫へ
にほんブログ村

(携帯モードからはカウントされないので、iphoneなどからは、PCモードに切り替えたうえで押していただけると、ひじょーに嬉しいです。わがまま言ってスミマセン!)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~